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Mr.Mustard【僕とカルチャー】

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メリークリスマス!12月25日はスーパーカーの「(Am I)confusing you?」を聴くのがの毎年のクリスマスの過ごし方になっている。あの曲を聴くと来年も頑張ろう感がふつふつと高まってくる。ふつふつ!

で、まあそれはそれとして、せっかくのクリスマスなので、ふいにクリスマスらしいイラストを1枚。このイラストは2016年の秋に、ひょんなことから韓国に行った時に一目惚れして、気がついたらレジに持って行ってウォンをチャリンチャリン払っていたもの。シュールさとかわいさでハッピーな気持ちになれる。

ほかにもこんなシティポップ感あふれるものとか、

 

Mr.Mustardさん(@mustard.jpg)が投稿した写真 -

 

いまはやりの星野源っぽい(と思うのは僕だけ…?)ものも。

 

Mr.Mustardさん(@mustard.jpg)が投稿した写真 -

 

いろんな作品を見ると、次に気になるのはどんな人が書いているんだろうということ。「Mr.Mustard」という名前から、ビートルズの動画やら、マスタード色のセーターを着たモデルのやら、ホットドッグやら出てきて探すのに骨が折れましたが、いろいろと試してやっとTumblerのページを見つけることができました。 

Mr. Mustard

韓国で見た時はポストカードだけだった(たしか)けど、オンラインショップだとスマホケースやらステッカーやらあって、またほしいものが増えてしまう…。 

ホームページやInstagramでいろいろな作品を見るとすぐに気づくと思うが、この人が書くイラストの特徴は「必ず黄色を使っている」ということ。ケーキだったり、服だったり、月だったり、どのイラストも何かしら黄色。

ただ、それぞれのイラストを見ている時にはあえて意識もしていなかったし頭の中でも言語化していなかったのだけれど、「どれもいいなあ、いいなあ、ふんふん!」と思ってふと「ABOUT MR.MUSTARD」のページを見たところ、その黄色は思った以上に深い理由を含んだ色だったのです。

「ふむう、なるほど」と思ったので、いかに原文のまま引用する。

I’m Drawing Artist. I’m Mr.Mustard.
I love Asians and draws them into the story of the drawing.
I have a message using the yellow in the picture trying to convey this message. ‘Asians face is not yellow’
no more yellow than the negative color to asian. I would like converted yellow into positive energy.

アジア人の肌の色と対比するためにあえて鮮やかな黄色を使っていたのだ。いま日本でも流行しているような、シンプルな線で、かわいくておしゃれなモチーフを描く作風だから、一見しただけではまさかそんなメーセージがあるとは気づかない。でも若者のあいだで人気が出て広がっていくことで込められたメッセージも一緒に拡散していく。

デザインで手にした人を幸せにしつつ、ポジティブにメッセージを伝えていく、多くの人の行動に影響を与えていくっていうのはすごいことだし、その実現へ向けて確実に動いているのがかっこいいなあと思った。

普通にポストカードを手にしてかっこいいなあで終わるだけではなくて、それを作った人がどんな人なのかを調べてみることで、全く思いもしなかった考えに気づけることもあるんだなあと思ったエピソード。

ちなみに、韓国ではここでイラストを買えました!ほかにもいろんな若いアーティストの作品が売られていて飽きないので、名所の観光だけでは物足りない、という人にはオススメなスポット。

www.konest.com

 最後にクリスマスの夜を締めくくるべく、冒頭で触れた曲を 。